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静岡学園 新グラウンドで初練習 川口監督「国内最高峰」

[ 2015年8月28日 10:00 ]

 昨年度の全国高校サッカー選手権で8強入りした静岡学園の練習拠点・谷田グラウンドが26日にリニューアル。27日には初練習が行われた。

 “静学仕様”の練習場が約3カ月かけて完成した。一面に広がる濃緑と薄緑の鮮やかなコントラストに、イレブンは「やばい、凄い!」と感嘆。見た目だけではない。芝は64年東京五輪の走路など、多くのスポーツ施設の建設を手掛ける、奥アンツーカ社(大阪)が国内に初導入したカナダ製の「フィールドターフ」を使用。砂とラバーチップを最良の混合比にすることで、適度な厚みと耐久性を実現。6月のサッカー女子W杯カナダ大会や、バルセロナの下部組織でも採用されている。

 人工芝だが、天然芝のような感触。足元の衝撃を吸収するため、テクニックを前面に出す静学のスタイルに合う。川口監督は「個を磨くにふさわしい芝。ケガ人も防げるし、国内最高峰だと思う」と絶賛した。

 約2時間の初練習を終え「静学にはちょうどいい。これから楽しみですね」とMF薩川。3年ぶりのプレミアリーグ昇格、そして2年連続の全国へ“足場”は固まった。

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2015年8月28日のニュース