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長友 ジェノア移籍有力!「オファー受け入れた」と伊紙報道

[ 2015年8月21日 07:08 ]

ジェノアへの移籍が有力となったインテル・ミラノDF長友

 インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都(28)のジェノアへの移籍が有力となった。アルゼンチン代表MFディエゴ・ペロッティ(27)とのトレードで、20日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙(電子版)は「長友がオファーを受け入れた」と報じた。

 同紙によるとインテルは長友プラス200万ユーロ(約2億7600万円)でペロッティを1年間の期限付き移籍で獲得し、シーズン後に800万ユーロ(約11億円)を支払って同選手を完全移籍させる意向。同紙の記者は「セリエA開幕後の来週以降、交渉に入るもようだ」と話した。

 ジェノアはリーグ優勝9回を誇る古豪。かつてJ2横浜FCのFW三浦知良が所属したことでも知られ、昨季は6位と健闘した。書類の不備で今季の欧州リーグ出場を逃し、主力選手の流出が進む中、ガスペリーニ監督の基本戦術3―4―3のサイドハーフとして長友をリストアップ。同監督は11年7~9月にインテルの監督を務めて長友を指導した経験があり、今回は直接本人に電話をかけて説得したとされる。

 ガゼッタ紙は「長友はサンプドリアに断りを入れた上でジェノアのオファーを受け入れた」とも報道。ラツィオを専門に扱う情報サイトも「ラツィオが長友を横取りしようとしているが、ジェノアが先行して選手も移籍を受け入れたため難しい」と伝えた。

 ▽ジェノア イタリア北西部、地中海に面した港町ジェノバで1893年に創設された同国最古のクラブの一つ。セリエAは前身のイタリア選手権初代王者(1898年)など優勝9回、イタリア杯優勝1回。ホームはルイジ・フェラリス(4万1917人)。就任3年目のガスペリーニ監督は3―4―3の攻撃的サッカーが特徴である。

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2015年8月21日のニュース