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座禅でリオ切符獲れ!U22京都合宿に精神修業導入へ

[ 2015年8月19日 05:30 ]

U―22メンバーが座禅トレを行う予定の妙心寺。写真は塔頭(たっちゅう)のひとつ、大雄院

 16年リオ五輪出場を目指すU―22日本代表が座禅トレを取り入れる。日本サッカー協会は18日、23日から始まる京都合宿のメンバーと日程を発表。合宿中に日本最大の禅寺である京都市の妙心寺を選手、スタッフ全員で訪れることになった。

 日本協会関係者によれば、手倉森監督ら首脳陣の発案で「煩悩を取り去る」という。来年1月のリオ五輪アジア最終予選(カタール)など重圧の掛かった状態や、日本とは異なる環境でも、平常心でプレーできるように精神統一法を習得する。

 サッカー界では、かつてアテネ五輪代表を指揮した山本昌邦氏がオリエンテーリングを練習に取り入れたことがあるが、座禅は異例。ただ、野球界では元阪神の下柳投手が登板前に座禅を組み、野球人生で一番役立ったトレーニングに挙げるなど、その効果は129勝左腕が実証済みだ。FC東京のMF中島も「足がしびれないように。みんなで楽しめれば」と前向き。織田信長の墓所もある妙心寺で、たった3枠の本大会出場権を争う“戦国アジア”を勝ち抜く極意を手に入れる。

 合宿に参加するメンバーは以下の通り。

 【GK】櫛引政敏(清水)、牲川歩見(J2磐田)、中村航輔(J2福岡)【DF】亀川諒史(J2福岡)、伊東幸敏(鹿島)、奈良竜樹(FC東京)、川口尚紀(新潟)、岩波拓也(神戸)、安在和樹(J2東京V)、植田直通(鹿島)、吉野恭平(広島)、宮原和也(広島)【MF】内田航平(J2水戸)、原川力(J2京都)、矢島慎也(J2岡山)、野津田岳人(広島)、喜田拓也(横浜)、中島翔哉(FC東京)、前田直輝(松本)、小泉慶(新潟)【FW】鈴木武蔵(J2水戸)、金森健志(J2福岡)、浅野拓磨(広島)、小屋松知哉(名古屋)、鎌田大地(鳥栖)

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2015年8月19日のニュース