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サラゴサ移籍の長谷川アーリア 開幕スタメンまた一歩近づく

[ 2015年8月17日 13:12 ]

長谷川アーリアジャスール

 スペイン2部サラゴサのMF長谷川アーリアジャスール(26)が、リーグ開幕戦スタメン出場にまた一歩近づいた。チームは16日、スペイン1部レアル・ソシエダとテストマッチを行い、長谷川はフル出場。チームの3-0快勝に大きく貢献した。

 かつて大分、FC東京、C大阪などで指揮官を務めた経験を持つランコ・ポポビッチ監督は試合後、クラブの公式サイトを通じ「私にとって、勝つことは常に良いこと。でも、これをリーグでも続けないといけない。きょうの試合は、チームを象徴するような試合だった。きょうのように熱意を持ってプレーすれば、いろんなことが上手く回る。レアル・ソシエダのようなチーム相手に、そうのようにプレーし、勝つことはとても素晴らしい」とチームの仕上がり具合に満足感を示した。

 長谷川は今夏、J2C大阪から、海外挑戦という長年の夢を叶え名門サラゴサに移籍。指揮官がFC東京、C大阪で指導を受けたポポビッチ監督ということも、移籍の大きな決め手となった。入団会見で長谷川は、「今はサラゴサで結果を出すことに集中したい」としながらも、「サッカー選手である以上、国を背負って戦いたい」と日本代表入りへの強い気持ちも示した。

 リーグ開幕戦は24日の敵地ミランデス戦。長谷川はプレシーズンで好調を維持しており、ここまま順調に進めば開幕戦も先発出場が濃厚。かつて多くの日本人選手が挑みながら大きな成功を収められていないスペインで、長谷川が新たな挑戦をスタートさせる。

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2015年8月17日のニュース