本田に開幕スタメン手形 指揮官が高評価「彼は常に試合に」

[ 2015年8月14日 05:30 ]

インテル・ミラノ戦で激しく競り合うACミランの本田(左)

 ACミランの日本代表FW本田圭佑(29)が12日、レッジョ・エミリアで行われたインテル・ミラノ、サッスオーロとの45分間総当たりの親善試合「TIM杯」に参加。インテル戦で主力組として出場し、正確なつなぎと精力的な中盤の守備で2―1の勝利に導き優勝に貢献した。ミハイロビッチ監督は背番号10のプレーを高く評価し23日にフィオレンティーナと対戦する開幕戦のスタメン起用へ太鼓判を押した。

 新指揮官の信頼を早くも得た。本田はインテル戦で4―3―1―2システムのトップ下で先発。8分に相手GKを強襲する直接FKを放つと、17分にはFKのこぼれ球を拾いペナルティーエリア外から強烈な左足シュートを打った。得点こそなかったが39分に交代するまで存在感を見せた。守備でも前線からプレスをかけてボールを奪いにいき、攻守の切り替えも迅速だった。試合後は「(きょうは)いいすか」と取材エリアを通過。それ以上の言葉を残すことはなかったがミハイロビッチ監督の評価は上々だった。

 指揮官は「本田がポジションを得るのは難しいのでは」という質問に「なぜだ。きょうだってプレーさせただろ」と真っ向から反論。「きょうのパフォーマンスができれば、彼は常に試合に出ることになるだろう」とレギュラーポジションを“約束”した。普段の姿勢についても「素晴らしいメンタリティーを持っていて、練習に全力で真剣に取り組んでくれる」とべた褒め。順調にコンディションを上げていけば、23日のフィオレンティーナ戦で2季連続となる開幕スタメンに名を連ねる可能性が高くなった。

 それでも地元メディアの評価は分かれた。13日付のトゥット・スポルトは及第点の6点を付け「深めのポジションを任され、責任感が奮い立たされたようだ」と好意的な見方。しかし、コリエレ・デロ・スポルトは5点と辛い評価。ガゼッタ・デロ・スポルトはベスト、ワーストだったそれぞれ3選手を挙げたが本田の名前はなかった。

 本当の勝負は公式戦で結果を出せるかどうか。開幕から指揮官が認めるプレーを続け、昨年10位に終わったチームを上位に引き上げ、周囲の評価も覆す。

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