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ハリル監督 U-18得点力にも不満…往復400キロ弾丸視察

[ 2015年8月14日 05:30 ]

<U-18日本・U-18スペイン>視察するハリルホジッチ監督(左)と霜田技術委員長

 日本代表のハリルホジッチ監督は13日、往復約400キロを車移動し、静岡・藤枝で行われたSBS国際ユースのU―18日本代表―同スペイン代表戦を弾丸視察。試合は1―1からのPK戦(6―5)で日本が勝利を収めたがハリルホジッチ監督は「最後の決定力がちょっと…。全てのカテゴリーに言えますが…」と指摘。A代表を含め、日本サッカー全体に共通する永遠の課題を口にした。

 相手GKの好セーブに遭ったものの前半26分、MF坂井(大分)が左クロスに飛び込んだ場面では拍手も送った。日本協会の霜田技術委員長によれば「2トップが頑張っている」と小川(桐光学園)、岸本(C大阪U―18)のプレーを称えていたという。だが最後はやはり得点力。その点で不満は隠せなかった。

 今回の視察は年代別代表の国際試合を見ることで日本サッカー全体の理解を深めることが狙い。W杯ロシア大会に向けた収穫は?の問いには「W杯予選を突破しないと。何人か面白い選手はいた。ただ、もっとプレーする機会を与えてほしい」。当初予定になかった2戦目(静岡ユース対U―18クロアチア代表)を前半途中まで視察するなど、熱心さも見せていた。

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