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FC東京 GK榎本好セーブで勝利に貢献 指揮官も称賛

[ 2015年8月12日 22:31 ]

J1第2S第6節最終日 FC東京1―0甲府

(8月12日 中銀スタ)
FC東京のGK榎本達也(36)が12日のアウェー甲府戦で、好セーブを見せチームの勝利に大きく貢献した。

 1―0の後半38分、甲府FW阿部がペナルティーエリア内に切れ込み、最後は左足を振り抜いた。だが、この日でJ1通算220試合出場となったベテラン守護神は、最後まで相手のモーションを見極め、ニアに放たれたシュートを片手でかき出した。

 この好セーブもあり、チームは3試合ぶりに零封。後半17分にMF高橋が決めた1点を守り抜き勝利を収めた。

 榎本は「スカウティングで、阿部選手がG大阪戦で、左足でファーサイドに打ったのとも見ていたので、一瞬、それが頭をよぎった。でも我慢して先に動かなかったのが、弾けた要因だと思います」と振り返った。

 今季始め、J2栃木から加入。この日は、権田の欠場によりリーグ戦初先発だったが、「1番手、2番手、3番手ということじゃなくて、日々の練習をどうやっているかが大事。それがきょうのピッチで証明できたと思う」と胸を張った。

 これにはフィッカデンティ監督も「素晴らしいセーブをした。彼は最高の青年。経験もあるし、そして常に謙虚な姿勢を崩さない」と讃えていた。

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2015年8月12日のニュース