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日本代表、東アジア杯“大反省会” パス成功率も評価指針に

[ 2015年8月12日 05:39 ]

東アジア杯で最下位に終わった日本代表

 日本代表が最下位に終わった東アジア杯の“大反省会”を開いた。11日に都内で約5時間に及ぶスタッフ会議を実施。北朝鮮戦(●1―2)、韓国戦(△1―1)、中国戦(△1―1)の3試合のデータを洗い出した。

 霜田技術委員長は「北朝鮮戦や韓国戦は成功したパス本数が200本台で、成功率は50%程度。勝っている試合では600~700本のパスが通り、成功率も75~80%」と説明。パス優先順位や速攻などの重要性を強調した上で、今後はパス成功率もチーム評価の指針にする方針を示した。

 次戦は9月3日のカンボジア戦(埼玉)、同8日のアフガニスタン戦(イラン)のW杯アジア2次予選が控える。欧州組の招集レターを1週間以内に送付する必要があり、会議では今月下旬に発表予定のメンバーに関する話し合いも行われた。

 霜田技術委員長は「アジアに勝てていないという結果が出ているが、相手うんぬんではなく、やるべきことをやれば結果は出る。チームとしてどうやって得点するかを確立したい」と強調した。3試合3得点に終わった東アジア杯の屈辱をバネに、結果にこだわりチームづくりを進める。

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2015年8月12日のニュース