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武藤、代表定着に前進 今大会2点目も「もう1点決めたかった」

[ 2015年8月9日 23:35 ]

<中国・日本>前半41分、同点ゴールを決める武藤
Photo By スポニチ

東アジア杯 日本1―1中国

(8月9日 中国・武漢)
 最下位に終わった日本代表にあってFW武藤が中国戦でも得点を決め、気を吐いた。

 「最後に勝利して帰ろうと、みんなで話していたので、勝てずに悔しいです」

 0―1の41分、DF槙野からのスルーパスを受けた左サイドバックの米倉がグラウンダーのクロス。これをゴール前に走り込んだ武藤がスライディングしながら右足でゴール左隅に流し込んだ。

 A代表デビュー戦となった2日の北朝鮮戦に続く今大会2得点目。長い距離を一気に走り「自分の良さが出た。ゴールを決められて良かった」としながらも悔やんだのは同点で迎えた後半25分だった。途中出場のFW興梠が敵陣でボールを奪い、パスを受けた武藤がドリブルで持ち込み右足でシュートを放ったが、相手GKに阻まれた。「チャンスで決めないと勝てない。僕もチャンスあった。もう1点決めたかったという残念な気持ちが強い」と唇をかんだ。

 前半4分、クロスバーを直撃するシュートを放ったFW宇佐美も不完全燃焼に終わった。今大会無得点に終わり「得点を取れず自分のクオリティーの低さを凄く痛感している。もっと点を取れる選手になっていかないと」と課題を口にしていた。

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2015年8月9日のニュース