最下位回避だ!ハリルJ 遠藤を“本職”ボランチで起用へ

[ 2015年8月9日 08:27 ]

明るい表情でパス回しの練習をする遠藤(中央)

 東アジア杯に参戦中のハリルジャパンは9日の最終戦で中国と対戦する。ここまで1分け1敗で4位の日本は、引き分け以下で史上最悪の最下位での終戦となる。勝利が義務づけられる一戦に向け、バヒド・ハリルホジッチ監督(63)はDF遠藤航(22=湘南)をボランチで起用する可能性が浮上。ここまで2試合で不慣れな右サイドバック(SB)で先発してきた新顔が、U―22日本代表で務める“本職”で日本を初勝利に導く。

【日本代表メンバー 東アジア杯順位表】

 ユーティリティー性を持つ若き才能がピッチの中央に君臨する。ボランチでの起用の可能性が高まった遠藤は「ハリルホジッチ監督にも、ボランチやアンカーでできることを分かってもらえている。どこで使われてもイメージはできている。どのポジションでも良さを出せれば」と、これまでの右SBとは違う役割で出場した場合の意欲を語った。

 国際Aマッチ初先発となった初戦の北朝鮮戦では右SBで先発し、右足クロスでFW武藤の得点をアシストするなど結果を出した。しかし、クラブでは3バックの右。主将を務めるU―22日本代表ではボランチを務めており、不慣れなポジションだった。今回は“本職”。「ボールを受けてから前に出るところや、ボールを奪う、というところ(で長所)を出したい」と、自らの特長を存分に発揮するつもりだ。

 ハリルホジッチ監督はこの日、この大会の意義について「国内組がA代表に定着することが目的」と明言した。遠藤ももちろん、その対象に入っており「球際、攻守の切り替え。言われていることを、当たり前にできるようにならないといけない」と指揮官へのアピールを誓う。1月のアジア杯まで絶対的存在だったG大阪MF遠藤保が抜け、ボランチは空席を奪い合う状況。中国戦で結果を出し“ポスト遠藤”に名乗りを上げる。

 8日で3試合という過密日程にも打ち勝つ。これまで2試合にフル出場。気温は連日35度を超え、肉体的な疲労度は相当なもの。それでも遠藤は「最後に勝って終わりたい」と笑顔を見せた。今大会ではFW浅野に次ぐ2番目に若い22歳。先輩に負けない働きで、ハリルジャパンを初勝利に導く。

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