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名古屋 王者撃破!代表コンビ好連係 川又同点弾を永井アシスト

[ 2015年7月26日 10:45 ]

<名古屋・浦和>前半20分、同点ゴール決め喜ぶ名古屋・川又

J1第2S第4節 名古屋2-1浦和

(7月25日 パロ瑞穂)
 名古屋が誇る代表コンビが躍動した。1点を追う前半20分、永井が敵陣でドリブル。左に流れたところで一度は浦和DF那須に進路を阻まれたが、体をねじ込んで左足クロスを上げる。ゴール前で待っていたのはFW川又だ。ヘディングで自身初のリーグ4試合連発をマークし、逆転勝利の原動力になった。

 「ケンゴ(川又)とトモヤ(小屋松)が見えた」と永井。川又は「4試合連続得点で一喜一憂しても意味がない」。ともに冷静だったが永井のパスから川又がゴールする必勝パターンは今季の名古屋の得点源の一つ。特に第2ステージは開幕の湘南戦に始まり、4試合で3度目と磨きを増している。

 ただ決して時間の経過がコンビを熟成させたわけではない。練習中から互いに要求。永井のボールを受ける位置やボールの持ち方によって、川又が動きを変えるなど、共通理解を深めてきた。ともにハリルジャパンの東アジア杯メンバーに選出。「(川又への)アシスト?それはお中元次第ですね」と、永井は冗談ぽく笑ったが「永井―川又ライン」は日本代表の大きな武器になるはずだ。

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