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清水 ウタカが2戦連続2発も逆転負け…鄭大世の復帰初戦飾れず

[ 2015年7月26日 11:10 ]

<川崎・清水>2得点も3失点で敗れた清水

J1第2S第4節 清水2-3川崎F

(7月25日 等々力)
 清水は川崎F相手にFWウタカが2戦連続の2発を決めるも、2―3で敗戦。7戦ぶりの白星を逃し、年間順位は最下位のままとなった。

 またも空砲となった。前半22分、FWデュークの左からのクロスを頭で合わせ、自身初の2戦連発となる今季8得点目を決めた。8分後にはFW大前の右CKを再びヘッド弾。前回対戦時に続くマルチ弾で“キラー”ぶりを見せつけた。

 卓越した個人技を持つ元ナイジェリア代表FWへのマークは厳しさを増し「相手に研究されてきて、スペースがなくなってきた」と、攻略の難しさを口にしたこともあった。それでも「ストライカーは決めることが仕事」と意欲を示していたが、前節19日のホーム名古屋戦同様、勝利には結びつかなかった。

 5年ぶりのJリーグ復帰戦となったFW鄭大世は、試合前の選手紹介で名前が呼ばれると、古巣サポーターから大きな拍手を受けた。序盤から積極的にシュートを放ち、後半開始早々にも決定機を迎えたが、ゴールを奪えなかった。

 守備は9戦ぶりに先発したDF平岡が3バックの中央を務めるも、素早いカウンターに苦しみ3失点。第2ステージ初勝利はならず、サポーターから大きなブーイングを受けた。

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2015年7月26日のニュース