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鹿島 石井新監督初陣を白星で飾る 1G1Aの柴崎「内容より勝利」

[ 2015年7月25日 21:17 ]

<鹿島・FC東京>FC東京・米本(左)と激しく競る鹿島・柴崎

J1第2S第4節 鹿島2―1FC東京

(7月25日 カシマ)
 成績不振により今月21日にトニーニョ・セレーゾ前監督(60)を解任した鹿島が、コーチから就任した石井正忠新監督(48)の初陣を勝利で飾った。

 前半30分にMF柴崎のゴールで先制し、1―1で迎えた後半36分には柴崎の右CKにDF昌子が頭を合わせて決勝ゴール。1ゴール1アシストでマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた柴崎は「監督が代わってから初戦だったので、内容よりも勝利をしっかり取りたかった」と3試合ぶりとなる勝利の味をかみしめた。

 先制点について「自分の技術がチームのために生かされて良かった」と振り返った柴崎は、決勝アシストについては「セットプレーから点が欲しかった。精度が高ければ中が合わせてくれると思った」と一言。チームとしてのリスタートを勝利で飾り「心新たに皆と進みたいですし、チーム一丸となってこれからも勝利のために戦っていきたい」と前を向いた。

 「こういう状況なので、とにかく戦う姿勢を見せよう。僕たちの力を見せよう」と言って選手をピッチに送り出したという石井新監督。柴崎について「怪我明けでコンディションが上がらない中、チームの要だし、攻守の要。怪我は心配だったが、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」と感謝していた。

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