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初選出!湘南DF遠藤“本職外”右SBでも自信「良さを出す」

[ 2015年7月24日 05:30 ]

雨の中、ヘディングの練習をする遠藤(左)

日本代表メンバー発表

(7月23日)
 湘南のU―22日本代表DF遠藤が「常に自分の目標としてきた」A代表に初選出された。ハリルホジッチ監督が会見で手にした資料には各ポジションに選手を配置した布陣図があった。その右サイドバック(SB)の1番手に名を連ね、レギュラーに“指名”された22歳は「チャンスというのは何度も与えられるものではないと思いますので、自分の良さをしっかり出していきたい」と力を込めた。

 湘南では3バックの右が本職で、手倉森ジャパンでは主にボランチ。前節甲府戦では3バックの右で先発した後、ボランチ、前線と移り、万能ぶりを示した。攻撃参加も得意としており、右SBは持ち味を生かせるポジションといえる。

 代表指揮官が会見で「右SBの国内組を見たことがありますか?記憶ではずいぶんさかのぼらないと」と指摘した通り、近年の代表の右SBは内田(シャルケ)ら海外組が長く務めてきた。右膝を手術した内田の復帰は10月以降の見通し。遠藤もこの日の湘南での練習は右太腿の違和感で一部別メニューだったが、東アジア杯はチャンスとあって、「(A代表に)入ったときのイメージは自分なりにしている」と静かに闘志を高めた。

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