ハリル監督 東アジア杯は「デュエル」せよ!選手に闘争心求ム

[ 2015年7月24日 05:30 ]

東アジア杯に向け武藤のメンバー入りを発表するハリルホジッチ監督

 日本協会は23日、東アジア杯(8月2日開幕、中国・武漢)に出場する日本代表メンバー23選手を発表した。バヒド・ハリルホジッチ監督(63)は英語で決闘を意味する「デュエル」という言葉を連発。反日感情など政治的要素も絡む3カ国との対戦に向けて、選手に闘争心を求めた。チームは30日に中国に入り、8月2日に北朝鮮との初戦を迎える。

【日本代表メンバー 日程&結果】

 ケンカ上等だ。政治的要素の絡むデリケートな問題を、ハリルホジッチ監督は真正面から受け止めた。約1時間の会見で、決闘を意味する「デュエル」という言葉を7回も使い闘争心の重要性を強調。「中国、北朝鮮戦は普通の試合にはならない。政治的なことも絡んで日本に敵対心を持っている。100%以上のモチベーションで来るので、かなり厳しいデュエルになる。デュエルにフィジカルで応じないといけない」と真っ向勝負の肉弾戦を挑む構えを示した。

 領土問題などをめぐり東アジアの情勢は緊迫。04年アジア杯中国大会で日本は反日感情のあおりを受けて大ブーイングを浴びるなど中国開催の国際試合は異様な雰囲気になることが多い。さらに武漢は重慶、南京と並ぶ“中国3大かまど”の一つとされ8月の最高気温は40度近くに達し、試合会場のピッチも凸凹。劣悪環境が予想されるだけに、指揮官は「アウェーで重要なのはメンタル。勇気、決断、野心を見せないといけない」と精神的なタフさを求めた。

 8日で3試合の過密日程となるため、指揮官は「1人で3試合に出るのは難しい。多くの選手を使いたい。3つのシステムを用意している」と基本の4―3―3だけでなく複数布陣を採用する可能性も示唆した。国際Aマッチデーでないため欧州組を招集できない今回の代表はあくまで“B代表”の位置付け。国際Aマッチ出場歴が2桁に満たない選手は18人で、最多は森重の22試合というフレッシュな顔ぶれに「結果を探しながら新しい選手を見つける大会。私の信頼を勝ち取ってA代表に入ってほしい」と期待した。

 前回13年東アジア杯では柿谷、大迫らが活躍して、W杯ブラジル大会メンバー入りしており、若手の登竜門的大会。指揮官は“デュエル”を重要な選考基準にして、連覇へのタクトを振る。

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