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“プラチナ世代”ボランチ小島秀仁、浦和からJ2愛媛へ完全移籍

[ 2015年7月20日 14:27 ]

 J1浦和は20日、MF小島秀仁(しゅうと=22)がJ2愛媛へ完全移籍することが決まったと発表した。

 栃木県出身の小島は群馬・前橋育英高時代の09年にFW宇佐美貴史(G大阪)らとともにU―17ワールドカップ(W杯)ナイジェリア大会へ出場した“プラチナ世代”のボランチで、高校選手権では青森山田のMF柴崎岳(現J1鹿島)、中京大中京のFW宮市亮(現ドイツ2部ザンクトパウリ)とともに“高校ビッグ3”の異名も取った。

 11年に浦和へ加入し、高卒新人ながら6試合に出場するなど期待されたが、その後は出場機会が減少し、昨季は当時J1だった徳島(現J2)へ期限付き移籍。だが、11試合0得点にとどまり、今季浦和に戻ったが、ここまでリーグ戦の出場はなかった。

 小島は浦和を通じて「このたび、愛媛FCに完全移籍することになりました。この移籍を決断するのにかなり悩みましたが、今の環境を変えてもう一度新しいチャレンジをすることが、今の自分には必要ではないかと思い、決断しました。ファン・サポーターのみなさんには、いつも温かいご声援をいただき、苦しいときも自分を支えてくれたことを、感謝しています。愛媛FCで試合に出場して、元気な姿をお見せすることが、みなさんへの一番の恩返しだと思います。今シーズン、浦和レッズが年間チャンピオンになることを願っていますので、ファン・サポーターのみなさんもチームと一緒に戦ってください。これまで本当にありがとうございました」とコメント。

 愛媛を通じては「このたび、浦和レッズから愛媛FCに加入することになりました小島秀仁です。自分の特長は、ボランチの位置から縦パスで攻撃のスイッチを入れることや、ドリブルで前線へ進出してゴールに絡むプレーだと思っています。早くチームの戦術を理解し、試合に出場してチームの勝利に貢献できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」と談話を発表している。

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2015年7月20日のニュース