俊輔 単独FKキング弾!愛娘の誕生日に「約束通り決めた」

[ 2015年7月20日 05:30 ]

<G大阪・横浜M>試合終了間際、同点のFKを決め、サポーターの声援に応える横浜M・中村

J1第2S第3節 横浜2―2G大阪

(7月19日 万博)
 黄金の左足が、勝ち点1をもぎ取った。2点のビハインドから、FWアデミウソンのゴールで1点を返して迎えた後半ロスタイム。横浜のMF中村が直接FKを決めて、敗色濃厚の展開から土壇場でチームを救った。

 軌道もコースも完璧だった。ゴールほぼ正面、約25メートルの位置でのFK。美しい放物線を描いたボールは、8枚の壁を越えて、ゴール左上隅ギリギリに突き刺さった。13年10月以来2シーズンぶりの直接FK弾は、J1通算で最多となる18点目。首位に並んでいたG大阪MF遠藤の目の前で再び単独トップに躍り出ると「全然、気にしていない。2位は誰?ヤット(遠藤)か。僕は海外に行っていたので、ヤットに抜かれても言い訳できる」と風格を漂わせた。

 開幕前の2月に左足首を手術。4月に復帰も5月に右太腿肉離れで再離脱し、第1ステージはわずか3試合の出場にとどまった。巻き返しを期す第2ステージは3戦連続先発中で、この日は今季初のフル出場。6戦目での今季初ゴールは約束を果たす一撃でもあった。「(4人きょうだいの)一番下の娘がきょう誕生日だったんで。約束通り決められたんで良かった」。スタンドで観戦した家族に届けた娘への最高のバースデープレゼント。クールな司令塔も、このときばかりは、頬を緩ませた。

 劇的な展開で勝ち点1は手にしたものの、一方でリーグ戦7試合連続未勝利という現実もある。「勝ったわけではない」と表情を引き締めた背番号10は、「マリノスは下にいちゃいけないクラブ。状態も上がってきているし、気持ちの入ったプレーを見せたい」と力強く今後の浮上を誓った。 

 ≪遠藤を抜き返す≫横浜の中村がが後半ロスタイムにJ1最多となる通算18点目の直接FKによる同点ゴール。直接FK弾は13年10月27日の大分戦以来。昨季はFKによる得点が1点もなく、G大阪の遠藤に17得点で並ばれたが、再び単独トップに立った。

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