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京都 関西ダービー制す!就任2戦目、石丸監督に待望の初白星

[ 2015年7月19日 05:30 ]

<京都・C大阪>前半2分、先制ゴールの伊藤(11)を祝福する京都イレブン

 J2第24節は18日、11試合が行われ、京都がC大阪との京阪ダービーに1―0で勝利。石丸清隆監督(41)は就任2試合目で初白星となった。C大阪は10試合ぶりの黒星。首位の大宮はアウェーで福岡に3―1と快勝した。

 関西ダービーを制した石丸監督が、就任後2戦目で初白星を飾った。前半2分、味方シュートのこぼれ球に反応したMF伊藤が先制弾。後半は強固な守備ブロックで相手攻撃をしのぎ、1万4千人近いサポーターに4試合ぶりの勝利を届けた。

 采配が的中した。10得点を挙げているFW大黒をベンチスタート。「動ける選手を送り込んだ」と、徹底したハードワークが9戦ぶりの完封勝利を呼び込んだ。監督交代後、初のホーム戦。「プレッシャーはありましたけど選手に救われた」と安どの表情を浮かべた。

 負けられない理由は他にもあった。オフィシャルトップパートナーの任天堂・岩田聡社長と堀場製作所の最高顧問・堀場雅夫氏が相次いで死去。喪章を着けて臨んだ一戦で、クラブを支えてきたくれたことへの感謝を一丸となって示した。

 10試合ぶりの先発起用に応えた伊藤は「枠に入れることだけを考えた」と今季初ゴールに笑顔。「監督が代わって2試合目で勝てたのは大きい。ハードワークをベースに攻撃を突き詰めて、あとは上がっていくだけ」と力強く巻き返しを誓った。

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