×

讃岐 早くも昨季勝利数に並ぶ 7戦負けなし 永田「必死の部分が出た」

[ 2015年7月18日 16:35 ]

J2第24節 讃岐1―0札幌

(7月18日 札幌ド)
 讃岐が敵地で札幌に1―0で競り勝ち、4試合ぶりの勝利をマークするとともに7試合連続負けなしとした。

 前半43分、DF小沢の左スローインをFW木島良が競り合いを制してつなぎ、もう1度ボールを受けた小沢の左クロスをMF永田が頭で先制ゴール。シュート数は讃岐の5本に対して札幌13本と倍以上を浴びたが全員で体を張り、札幌GK具聖潤がゴール前に上がる試合終了間際のパワープレーもしのぎ切って勝利をもぎ取った。

 台風11号の影響を避けるため1日早く北海道入り。3試合連続ドローの後で手にした勝利に「自分たちがやるべきことをしっかりやってくれて、それが勝ちにつながった。我慢する時間帯に我慢して、選手たちはすごいなと思います」と話す北野監督の頬が緩む。

 チームトップの今季5ゴール目が決勝点となった永田は「攻め込まれる時間が多かったが、ああいう場面で決められて進めやすくなった」とし、「引き分けが多いので、きょうは必死になって勝とうと皆で言っていた。必死の部分がこの試合に出たかなと思う。守備は僕らは得意にしている部分なので」と胸を張った。

 J2初参入だった昨季は21位でJ3との入れ替え戦の末に残留を決めたが、今季はこの日の勝利で早くも7勝(9分け8敗)目。7勝12分け23敗だった昨季の勝利数に早く並んだ。

続きを表示

2015年7月18日のニュース