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日本、伊に敗れ4強ならず ビーチサッカーW杯

[ 2015年7月17日 07:46 ]

 ビーチサッカーのワールドカップ(W杯)は16日、ポルトガルのエスピニョで準々決勝が行われ、日本はイタリアに2―3で敗れ、2005年の第1回大会以来となる準決勝進出を逃した。壁をまた破れず、茂怜羅主将は「もっといいところまで行けたと思う。本当に悔しい」と肩を落とした。

 試合開始直後に茂怜羅が先制。しかし徐々に押し返され、第2ピリオドに逆転された。第3ピリオドに後藤のFKで一時同点としたが、終盤に力尽きた。

 メンデス監督は「今の日本は、どのチームともいい試合ができる」と評価する。茂怜羅が最後方で構え、全員が素早く帰陣する組織的な守備は通用した。ただ、体の強さで劣り、攻撃面で苦しい戦いを強いられたのも事実。後藤は「決定力に差がある。攻めの型も少ない」と課題を口にした。

 今回は12人中初出場が3人。経験の浅い選手も多かった。選手が口をそろえたのは個々のレベルアップの必要性。茂怜羅は「外国選手は1対1で勝負してくる。一人一人がベスト8で負けた悔しさから、どううまくなるかが大事」と先を見た。(共同)

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2015年7月17日のニュース