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広島クラブ史上最多6発 東アジア杯予備登録メンバー柴崎は2発

[ 2015年7月16日 05:30 ]

<広島・松本>後半、自身2点目のゴールを決め喜ぶ広島・柴崎

J1第2ステージ第2節 広島6-0松本

(7月15日 Eスタ)
 クラブ史に残る6―0の圧勝で、広島が2連勝を飾り首位に立った。前半3分、同6分と松本のオウンゴールで得点を奪い、同19分にはMF柏が約40メートルのドリブルから3点目を沈める。後半は東アジア杯の予備登録にも入ったMF柴崎が2発を決めるなど3得点を加え、01年8月のC大阪戦(6―2)以来となる6得点。クラブ史上最多得点差での勝利となった。

 オフにMF高萩、FW石原が移籍したことで、ボランチからシャドーの位置にコンバートされた柴崎は「とにかく勝てたことが良かった」と安どの表情を浮かべた。「守備の部分で改善できていた」と5試合ぶりの完封を称えたのは森保監督。元日本代表FW佐藤は不発に終わり、あと1点に迫った12年連続2ケタ得点はお預けとなったものの、エースだけに頼らない強さがある。

 毎年のように主力が流出しながらも陣容を整え、これで第1ステージを含め8戦連続負けなし。年間順位も2位をキープした。中3日で迎える次節は、今季いまだ無敗で第1ステージ王者の浦和。指揮官は「最高の準備を尽くして、持てる力を出し尽くしたい」と敵地での大一番を見据えた。

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2015年7月16日のニュース