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徳島MF青山隼が現役引退 まだ27歳「思い描くプレーが表現できない」

[ 2015年7月14日 16:28 ]

 J2徳島は14日、MF青山隼(27)が現役を引退すると発表した。シーズン途中だが、本人の申し出を受けて双方合意のうえで契約を解除。8月8日の第28節・水戸戦(鳴門大塚)で引退セレモニーを行う。

 青山は名古屋の下部組織から2006年にトップチームに昇格。C大阪への期限付き移籍を経て、09年に徳島に期限付きで加入し、リーグ戦45試合2得点の成績を残した。10年に完全移籍で徳島に加入したが、翌年には浦和へ完全移籍。しかし12年には期限付きで徳島に復帰、翌年には完全移籍し、チームのJ1昇格に貢献した。今季はここまでリーグ戦6試合に出場。

 07年にはDF内田篤人(現シャルケ)、槙野智章(同浦和)らとともにU―20日本代表としてU―20W杯に出場。1次リーグ初戦のスコットランド戦でゴールを決めるなどの活躍を見せ、ベスト16進出に貢献した。

 青山はクラブを通じてコメントを発表。「自分自身が思い描くプレーが表現できないことがあり、サッカー選手である自己に対しての追求に、キャリアをスタートさせた時とのギャップがあることに気づきました。その気持ちが日々のトレーニングに全力で臨もうとする自分との葛藤を生み、その葛藤に勝てない以上、プロサッカー選手としてこれ以上ピッチに立つわけにはいかないと思い、プロの選手としてのキャリアを本日終えることを決断しました」と引退を決めた理由を明かしている。

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2015年7月14日のニュース