東アジア杯の男子予備登録メンバーにＦＷ大久保ら５０人

東アジア杯予備登録メンバー発表

　日本サッカー協会は１０日、８月に中国・武漢で開催される東アジア杯に出場する男子日本代表の予備登録メンバー５０人を発表し、先月のワールドカップ（Ｗ杯）アジア２次予選でメンバー外だったＦＷ大久保嘉人（３３＝川崎Ｆ）やＭＦ今野泰幸（３２＝Ｇ大阪）らが選ばれた一方、代表復帰を目標に掲げているＭＦ遠藤保仁（３５＝Ｇ大阪）は５０人の枠から漏れ、ベテラン勢が明暗を分ける結果となった。

　東アジア杯は国際Ａマッチデーではないため、予備登録された５０選手はＭＦ高萩洋次郎（２８＝ＦＣソウル）を除く４９選手が国内組とフレッシュなメンバー。来年のリオ五輪出場を目指すＵ―２２日本代表世代からは、同代表で主将を務めるＭＦ遠藤航（２２＝湘南）ら９人が選出された。

　日本代表は東アジア杯で８月２日に北朝鮮、５日に韓国、９日に中国と対戦する。

　東アジア杯の予備登録メンバー５０人は以下の通り。

【東アジア杯予備登録メンバー】
ＧＫ＝東口順昭（Ｇ大阪）、西川周作（浦和）、六反勇治（仙台）、林彰洋（鳥栖）、権田修一（ＦＣ東京）、櫛引政敏（清水）
ＤＦ＝水本裕貴（広島）、丹羽大輝（Ｇ大阪）、武岡優斗（川崎Ｆ）、槙野智章（浦和）、森重真人（ＦＣ東京）、太田宏介（ＦＣ東京）、米倉恒貴（Ｇ大阪）、藤春広輝（Ｇ大阪）、塩谷司（広島）、車谷紳太郎（川崎Ｆ）、大武峻（名古屋）、昌子源（鹿島）、松原健（新潟）、山中亮輔（柏）、川口尚紀（新潟）、岩波拓也（神戸）、植田直通（鹿島）
ＭＦ＝今野泰幸（Ｇ大阪）、柴崎晃誠（広島）、大谷秀和（柏）、青山敏弘（広島）、高萩洋次郎（ＦＣソウル）、藤田直之（鳥栖）、柏木陽介（浦和）、遠藤康（鹿島）、山口蛍（Ｊ２Ｃ大阪）、米本拓司（ＦＣ東京）、森岡亮太（神戸）、谷口彰悟（川崎Ｆ）、柴崎岳（鹿島）、大森晃太郎（Ｇ大阪）、遠藤航（湘南）、喜田拓也（横浜）
ＦＷ＝大久保嘉人（川崎Ｆ）、豊田陽平（鳥栖）、興梠慎三（浦和）、小林悠（川崎Ｆ）、武藤雄樹（浦和）、倉田秋（Ｇ大阪）、永井謙佑（名古屋）、川又堅碁（名古屋）、宇佐美貴史（Ｇ大阪）、杉本健勇（川崎Ｆ）、浅野拓磨（広島）