なでしこ 新戦力を発掘へ!佐々木監督、リオ五輪金「狙う」

[ 2015年7月8日 05:35 ]

会見を終え席を立つ佐々木監督

 W杯カナダ大会で準優勝したなでしこジャパンが7日、成田空港着の航空機で帰国した。千葉県内のホテルで会見した佐々木則夫監督(57)は、12日に再開するなでしこリーグの視察に赴く方針を表明。金メダルを狙うリオデジャネイロ五輪を1年後に控え、若手発掘の場ともなる東アジア杯(8月1日開幕、中国・武漢)に向けて、疲れを癒やす間もなく動きだす。

 再び世界一に輝くために休んでいる暇はない。佐々木監督は会見で「なでしこリーグがこの週末から始まる。今は週末の試合が気になる。東アジア杯への視察をしっかりしていきたい」と早くも次に視線を向けた。帰国から5日後にはチーム再編への一歩を踏み出す。

 今大会は23人中17人が前回と同じメンバーだったが、米国戦ではまざまざと力の差を見せつけられた。覇権奪回のためには新戦力の台頭は不可欠となる。野田女子委員長は東アジア杯について「発掘の場でもある」と明言。国際Aマッチデーではないことから海外組の招集は厳しく、基本的には国内組で出場する予定。「ベテランについても疲労を考慮しながら」と説明し、中堅、若手を中心に選出する方針だ。

 期待されるのは12年U―20W杯で3位に入ったメンバー。浦和のMF猶本、長野パルセイロのFW横山ら一度はA代表に選出されながら、W杯で“落選”した選手は巻き返しを目指す。そして14年U―17W杯で世界を制した世代。大会MVPに輝いたINAC神戸のMF杉田、抜群の技術と突破力を誇る日テレのMF長谷川らも対象に、指揮官は目を光らせていくことになる。

 佐々木監督は今夏に日本協会との契約は切れるが、大仁会長は「(世界大会で)3回連続で決勝に行っている。十分にやってもらっている」と高い評価。東アジア杯後の女子委員会で、来年2~3月に行われるリオ五輪アジア最終予選まで契約を延長することが正式に決定される。当然、本大会出場権を獲得すれば、ブラジルの地を踏むことになる。佐々木監督は「リオも金メダルを狙うことに間違いない」と言い切った。12年ロンドン五輪以降、若手の発掘に挑んできたが、目立った成果は得られないまま、今大会で悔しさを味わった。同じ轍(てつ)を踏まないために。再度、新たな力の発掘に挑む。

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