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日本人躍動!香川2発、19歳丸岡も続いた!七夕に新生ドルト6発圧勝

[ 2015年7月7日 20:55 ]

<川崎F・ドルトムント>前半、2点目のゴールを決め祝福される香川(中央)

プレシーズンマッチ ドルトムント6―0川崎F

(7月7日 等々力)
 ドイツ1部リーグ、ブンデスリーガのドルトムントは7日、等々力陸上競技場で行われたプレシーズンマッチでJ1川崎Fと対戦。日本代表MF香川真司(26)とJ2C大阪から期限付き移籍中のMF丸岡満(19)がともにゴールを決めて6―0で圧勝し、クラブ初となるアジアツアーの初戦を白星で飾った。

 4―2―3―1システムのトップ下で先発出場した香川は前半5分、MFカストロの右クロスを頭で先制ゴール。“苦手”とされているヘディングシュートをあっさり決めると波に乗った。

 前半35分、相手の不用意なパスをカットして右足でミドルシュート。これは相手GK新井のセーブに阻まれたが、直後の36分には左サイドからゴール前へと運んだFWロイスからラストパスを受け、ダイレクトで右足を振り抜いて2点目をもぎ取った。

 2ゴールの香川は前半で“お役御免”。ボランチで先発していた丸岡は後半は左MFへ回ってプレーを続行すると、MFオーバメヤンの2得点を加えて4―0で迎えた後半14分にオフサイドぎりぎりで抜け出して右足でゴールを決め、ジャンプしながらのガッツポーズで喜びを爆発させた。

 昨季無冠に終わったドルトムントは新シーズンからトゥヘル監督が新たに就任。ゼロからポジション争いがスタートする中、日本人コンビがその存在を強烈にアピールする結果となった。

 一方、J1第1ステージ5位の川崎Fは前半にブラジル人FWレナトが個人技でゴール前に迫り強烈なシュートを放つシーンもあったが、守備が安定せず。後半開始からは、ベンチスタートだった元日本代表のMF中村、FW小林とドイツ2部ボーフムから3年ぶりに復帰したMF田坂を投入するなど反撃態勢に入ったが、大量6失点の大敗となった。

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