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24歳菅沢&22歳岩渕が貴重な経験…不発の雪辱リオで必ず

[ 2015年7月7日 09:25 ]

<日本・米国>後半、ドリブルで攻め上がる岩渕

サッカー女子W杯カナダ大会決勝 日本2―5米国

(7月5日 バンクーバー)
 リオデジャネイロ五輪、次回W杯で日本の攻撃をけん引するであろう若い2人が貴重な経験を積んだ。

 24歳のFW菅沢は1―4の前半39分から登場。1次リーグのエクアドル戦以来の出番に「求められているのは得点だと思った」と前線で動き回った。後半31分には左後方からの宮間のクロスに頭を合わせたが、しっかりヒットしなかった。「シュートチャンスに決め切れなかった。自分の力不足」と反省しつつ「なかなかない経験ができた。決定力を高めていきたい」と今後の糧にする。

 22歳のFW岩渕は後半15分から5試合連続で途中出場。ドリブルで果敢に仕掛けたものの、シュートを1本も打てず「点差が開いた状況だったのでとにかく点を取りたかった。でも何も生まれなかった」と肩を落とした。

 前回大会に18歳で出場。13年からドイツでプレーし「体も少しだけど大きくなったし何よりドイツでやれているのが大きい」と自信を深めていた。右膝の相次ぐ負傷も乗り越えて臨んだ今大会ではスーパーサブに定着し準々決勝オーストラリア戦ではW杯初得点。しかし、その1得点にとどまり「とにかく悔しい。サッカーをもっとうまくなりたいと思った大会だった」と視線を上げた。

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