鳥栖ＭＦ清武功暉　Ｊ２熊本へ育成型期限付き移籍「新しい環境で…」

　Ｊ２熊本は２日、Ｊ１鳥栖からＭＦ清武功暉（２４）が育成型期限付き移籍で加入すると発表した。期限付き移籍期間は２０１５年７月１日から１２月３１日まで。背番号は２８に決まった。なお、清武は契約により鳥栖と対戦するすべての公式戦には出場できない。

　大分県出身の清武は大分の下部組織育ちで、福岡大から１３年に鳥栖入り。同年は１０試合に出場したが、昨季は２試合０得点、今季はここまで出場がなかった。Ｊ１リーグ戦の通算成績は１４試合０得点。日本代表ＭＦ清武弘嗣（２５＝ハノーバー）は実兄にあたる。

　清武は熊本を通じて「熊本のみなさん、初めまして。サガン鳥栖から来ました清武功暉です。チームの力となれるように、勝利へ貢献出来るように全力を尽くします。ファン・サポーターの皆さま、共に戦いましょう。これから応援よろしくお願いします」とコメント。

　鳥栖を通じては「サガン鳥栖は自分が選手としてスタートすることが出来た特別なクラブです。今回、チームが戦っている中で移籍することはとても悔しいことですが、新たな環境でチャレンジしたいと思い、決断しました。この２年半、いつも温かい声援を送って頂いた皆さまに感謝していますし、その声援に応えるためにも結果を残せるように頑張ってきます」と談話を発表している。