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なでしこ ロスタイム劇勝でW杯連覇王手!川澄が決勝OG演出

[ 2015年7月2日 09:48 ]

後半、イングランドのオウンゴールに沸く日本ベンチ

女子W杯カナダ大会準決勝 日本2―1イングランド

(7月1日 エドモントン)
 女子サッカーのワールドカップ(W杯)カナダ大会は1日(日本時間2日)、エドモントンで準決勝の残り1試合が行われ、女子日本代表のなでしこジャパン(FIFAランク4位)はイングランド(同6位)を2―1で下し、03、07年のドイツ以来史上2チーム目となる連覇に王手をかけた。

 日本は前半33分、DF有吉佐織(27=日テレ)が得たPKを主将のMF宮間あや(30=岡山湯郷)が決めて先制。だが、7分後の同40分にFW大儀見優季(27=ボルフスブルク)が与えたPKをMFウィリアムズに決められ、1―1で前半を折り返した。

 そして迎えた後半47分、川澄奈穂美(29=INAC神戸)が右サイドから上げたクロスが相手オウンゴールを誘発し、劇的勝利を飾った。

 日本は優勝した11年ドイツ大会の1次リーグ第3戦でイングランドに0―2で敗戦。同大会6試合で唯一黒星を喫したのがイングランドだった。あれから4年。試合前まで通算2分け2敗と白星のなかった相手から5戦目にして初めて白星を挙げ、W杯2大会連続2度目、12年ロンドン五輪も含めると主要大会3連続の決勝進出を決めた。

 日本は5日(日本時間6日)に行われる決勝戦で、史上2チーム目のW杯連覇を懸け、11年ドイツ大会決勝の再現となる米国(FIFAランク2位)と対戦する。

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