川澄、日替わりヒロイン“私の番”イングランド撃破必ず!

[ 2015年7月1日 05:30 ]

笑顔を見せながらアップする(左から)田中、川澄、上尾野辺らなでしこイレブン

女子W杯カナダ大会準決勝 日本―イングランド

(7月1日 エドモントン)
 1日(日本時間2日)にW杯カナダ大会準決勝でイングランドと激突するなでしこジャパンは29日(同30日)、非公開練習で汗を流した。全7得点を異なる選手が記録している中で、今大会無得点のMF川澄奈穂美(29=INAC神戸)が難敵からゴールを奪う意気込みを示した。優勝した11年ドイツ大会準決勝スウェーデン戦で2得点と覚醒したアタッカーが、同じ舞台で日替わりヒロインになる。

 川澄が再び輝く舞台がやってきた。11年ドイツ大会の準決勝で2得点を挙げ、シンデレラガールと呼ばれて4年。29歳になったアタッカーは「前回は初めてスタメンで出たのが準決勝。今回と流れは違うけど、勝たなければ決勝に行けない」と振り返り「オランダ、オーストラリア戦といい流れで来てる。その流れをいい方向に持っていけたら」と強調した。今大会7得点は全て異なる選手がマークしており、次は自分が日替わりヒロインになる色気を見せた。

 難敵撃破への思いは強い。イングランドに対し、日本は2分け2敗と勝った経験がない。優勝した前回大会でも唯一、0―2で黒星を喫した。その試合に切り札として出場した川澄は「リベンジという気持ちを持って挑むことは大事。勝ったことがないので、この場を借りて勝ちたい」と息巻き「個人的には、どんどんゴールに向かうようなプレーを出したい」と言い切った。佐々木監督は先発を固定させる方針で、次戦も先発が確実だ。

 得点のイメージはある。直近の対戦である13年6月の親善試合(1―1)では、大野のドリブルからDFラインの裏を抜け出した川澄が同点弾をマーク。「前回対戦した印象だと、結構ボールに食いついてきてサイドが空いてる。そういうところや2列目のランニングとかは狙っていきたい」と攻略の一端を明かす。当時は左MFだったが、今大会は右MFにコンバートされている。1列後ろの有吉と連動しながら崩す右サイドはなでしこの攻撃をつかさどる生命線。相手にとっても脅威になることは間違いない。

 国内合宿から練習後に左膝をアイシングするなど万全ではない。だが、試合を追うごとにパフォーマンスを上げている。「どのチームが相手であっても、やるべきことをぶつけていく」。4年前の準決勝でまばゆく光った川澄が、再びガラスの靴を履く。

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