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チリ初優勝に王手!バルガス2発で10人のペルーを撃破

[ 2015年6月30日 11:03 ]

南米選手権準決勝ペルー戦、2得点を決めたチリ代表FWバルガス(AP)

南米選手権準決勝 チリ2―1ペルー

(6月29日 サンティアゴ)
 南米選手権は29日(日本時間30日)、サンティアゴで準決勝のチリ―ペルー戦が行われ、2―1で開催国チリが制し、1987年アルゼンチン大会以来11大会ぶりの決勝進出で、初優勝にあと1勝となった。

 試合は開始からペルーが好機を作り出していくが、前半20分DFサンブラーノが2枚目の警告で退場となり、ペルーが残り時間を10人での戦いを強いられる。数的優位となったチリは同42分、左サイドFWサンチェスのクロスを飛び込んだMFアランギスがスルーすると、ボールは右ポストに直撃。こぼれ球をFWバルガスが流し込んで、チリが先制する。

 前半を1点リードしたチリだったが、後半15分カウンターからDFアドビンクラの右クロスを、DFメデルがクリアしようとしたが、そのままオウンゴールとなった。試合は振り出しに戻ったが、チリが4分後に再び勝ち越す。バルガスがペナルティーエリア右の外から、強烈なミドルシュートをゴール左に叩き込んた。

 終盤はチリが追加点のチャンスもあったが、試合は2―1で終了。チリは1987年アルゼンチン大会以来11大会ぶり5度目の決勝進出で、母国大会で初優勝を目指す。

 チリは7月4日(日本時間5日)の決勝で、30日(同7月1日)アルゼンチン―パラグアイ戦の勝者と対戦する。2大会連続で決勝進出を逃したペルーは、アルゼンチン―パラグアイ戦の敗者と7月3日(同4日)に3位決定戦を行う。

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2015年6月30日のニュース