なでしこ　エドモントン到着、佐々木監督「これから上げていく」

24日、オーストラリア戦のため、エドモントンに到着した阪口（左端）らサッカー女子日本代表

女子Ｗ杯決勝Ｔ準々決勝 日本―オーストラリア

（6月27日 エドモントン）
　サッカーの女子ワールドカップ（Ｗ杯）カナダ大会で８強入りした日本代表「なでしこジャパン」は２４日、バンクーバーから準々決勝を戦うエドモントンに移動した。２７日午後２時（日本時間２８日午前５時）からオーストラリアと対戦する。

　チームは２５日に練習を再開し、佐々木監督は「コンディションを大事にし、しっかりと一丸となる気持ちを持ってやりたい」と今後のポイントを挙げた。

　日本は今大会の４試合を全て１点差で４連勝と、勝負強さを見せている。オーストラリアは１次リーグで米国、スウェーデンと同じ最激戦区のＤ組を２位で通過し、決勝トーナメント１回戦では優勝候補の一角だったブラジルを破った。２０１１年以降、日本はオーストラリアに対し３勝１分けだが、佐々木監督は「軽視してはいけない」と油断を戒めた。（共同）