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神戸 レアンドロ復帰か?外国籍枠問題解決なら一気に獲得加速

[ 2015年6月19日 08:50 ]

今夏の神戸移籍が濃厚な状況となっている柏FWレアンドロ

 神戸が柏のFWレアンドロ(30)の獲得に向け動いていることが18日、分かった。得点力不足に悩む神戸と、07年から2年間プレーしたクラブに愛着を持つブラジル人FWとの間で思惑が一致。外国籍枠が埋まっているため現状では獲得は不可能だが、今夏の移籍期間中に枠が空いた場合には古巣復帰が実現する。

【J1順位表 得点ランキング】

 レアンドロが7年ぶりに古巣に復帰する可能性が出てきた。昨季、柏で11得点を挙げたブラジル人FWは今季ここまでリーグ5得点を挙げ、クラブ最多タイの成績を残している。一方で07年から2シーズンに渡りプレーした古巣には強い愛着を持ち、かねてから復帰を希望。今季から指揮を執るネルシーニョ監督とも昨季の柏でともに戦っている。

 神戸側も以前からラブコールを送ってきた。J2を戦っていた13年には当時所属していたJ2G大阪からの獲得を目指したが、所有権のあったカタールのクラブと交渉が決裂して合意寸前で断念した経緯がある。今回も両者の思いは合致しており当事者間の交渉は順調に進んでいるもようだ。

 ただ、ハードルは高い。現状では神戸の外国籍枠が埋まっている。主将のMF鄭又栄(チョンウヨン)は不動の主力で、FWマルキーニョス、FWペドロ・ジュニオール、MFフェフージンのブラジル人トリオの動向次第となる。中東からオファーのあるペドロ、あるいはブラジルからオファーのあるフェフージンがチームを離れた場合にはレアンドロ獲得資金のメドと外国籍枠の問題が解決する。

 神戸はリーグ15節終了時点で4勝5分け6敗の12位。15得点は甲府、山形に次いで3番目に少ない。本格派ストライカー移籍が実現すれば大きな戦力アップとなる。

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2015年6月19日のニュース