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ノーベル平和センター FIFAとの提携終了へ 背景に汚職事件

[ 2015年6月16日 12:08 ]

 ノーベル平和センターは15日、国際サッカー連盟(FIFA)と手掛ける「平和のための握手」運動の協力を打ち切る方向で協議を始めたと発表した。理由は明らかにしていないが、FIFAの汚職事件が背景にあるとみられる。平和センターは「可能な限り速やかに」協力を終了すると説明した。

 平和センターとFIFAは、試合後にもピッチ上で主審や両チームの主将が握手をする運動で提携。2014年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会でも実施した。

 運動は、FIFAの汚職問題で辞任を表明したブラッター会長が中心となって進められてきた。

 平和センターはノルウェーの首都オスロに拠点を置き、ノーベル平和賞の歴代受賞者に関する展示などを行っている。(共同)

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2015年6月16日のニュース