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ラストW杯白星発進…澤「久しぶりのドキドキ感 いい大会で終わりたい」

[ 2015年6月9日 13:50 ]

スイス戦の勝利を喜ぶ、国際Aマッチ通算出場150試合目の宮間(左)と200試合目の澤

女子W杯カナダ大会1次リーグC組 日本1―0スイス

(6月8日 バンクーバー)
 なでしこジャパンの“レジェンド”36歳の澤が守備的MFで先発し、男女を通じて史上初となるW杯6大会出場を果たした。日本人選手では初の代表通算200試合出場も達成し「節目の日を勝ち点3で終われたのはうれしい」と表情を緩ませた。

 16歳だった95年スウェーデン大会で初出場して以来、6度目となる大舞台。攻撃ではチャンスをうかがってゴール前に飛び出し、守備でも体を張った。後半10分すぎに交代したが「久しぶりにドキドキ感もあって、いい緊張感の中で楽しくサッカーができた」と初戦を振り返った。

 チームの戦いぶりについては「自分たちのサッカーができればと思ったが、初戦は硬かった」と反省を口にしながらも、「最後まであきらめず体を張っていたし、安藤選手の飛び出しもあってPKを取ることができて、宮間選手もしっかり決めた。とにかく勝ち点3を取れて良かった」と安堵。今回が自身最後のW杯となることを明言しているが、この日も「最後やりきったと言えるように、いい大会で終わりたいなと思います」と決意を口にした。

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