FIFA また汚職発覚…“誤審”口封じに7億円支払う

[ 2015年6月6日 05:30 ]

09年11月18日、フランスVSアイルランドのアンリ(左から2人目)のプレーで“誤審”が…(AP)

 汚職事件に揺れるFIFAに新たな金銭スキャンダルが発覚した。10年W杯南アフリカ大会欧州予選プレーオフのフランス―アイルランド第2戦の“誤審”をめぐり、FIFAがW杯出場を逃したアイルランドとの法廷闘争を避けるため同国協会に500万ユーロ(約7億円)を支払ったことを認めた。当初は500万ドル(約6億2500万円)としたが、同国協会の発表を受けて通過単位を訂正するオチもついた。

 09年11月18日に行われた試合は2戦合計1―1で迎えた延長前半13分、フランスFWアンリのアシストでDFギャラスがW杯出場を決める決勝ゴール。しかし、アンリがボールを受ける際に左手を出したのを主審が見逃し、“神の手”と呼ばれる騒動となった。アイルランドは「特別枠」での出場を求めたが認められず、後に撤回していた。

 支払いは4日に同国幹部が金銭の授受があったことを認めて発覚。FIFAも「問題を終わらせるために、アイルランド協会に競技場建設用の500万ドルを貸し付けた」と和解案だったとの声明を発表した。アイルランドが14年W杯に出場すれば返済されるはずが、出場を逃したため回収不可能と判断したという。

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