原口元気、4月ハリル食事会呼ばれなかったけど…2年ぶり復帰!

[ 2015年6月2日 05:30 ]

激しくボールを奪い合う酒井宏(左)と原口

 日本協会は1日、親善試合イラク戦(11日、日産ス)、18年W杯アジア2次予選シンガポール戦(16日、埼玉)に向けた日本代表25選手を発表。13年7月の東アジア杯以来の復帰となったFW原口元気(24=ヘルタ)は先発奪取に意気込んだ。

 以前とは別人のようだった。本場ドイツでもまれ、日本代表に復帰した原口はストロングポイントとして「走力」という言葉を繰り返した。「向こうに行ってから走力、スプリント能力を意識して取り組んだ。最後の10試合ではブンデスでもやっていける手応えをつかめた」。今季、ヘルタでは最終8戦連続で先発した。欧州で戦える自信をつかみ、帰国した。

 主戦場は左サイドとなる。ユース時代からライバルの宇佐美、マインツ移籍が決定した武藤ら同世代が群雄割拠する。原口は「僕はここから上っていかないと。何度でも走る、ドリブルで切れ込むことで違いを出せれば」。浦和時代は攻守のバランスを欠いた。天才肌ゆえプレーにもムラが目立ち、走力が際だった印象はない。明らかに変化した。

 原口にとってのハリルジャパン合宿初日。走力を見せる格好の場となった。ダッシュ、ランニングを含めて約1時間、トータル6キロ超の走り込みが課された。他の選手が音を上げる中、1週間のオフ明けとなった原口は「普通です。最後の体幹がきつかった」と涼しい顔だ。ハリルホジッチ監督が欧州行脚中の4月、ドイツ組を集めた食事会にも呼ばれなかったが「サイドで使いたい。いろんなゾーンで勝負できる」と指揮官を土壇場で振り向かせた。

 「2年前に招集された時は正直、手応えがあったわけじゃない」と振り返る。最後の国際Aマッチは13年7月の東アジア杯・韓国戦。昨年8月にも招集レターが届いたが、右肩の負傷で辞退しており、今回の招集に懸ける思いは強い。最近の日本代表の映像はハイライト程度しか見ていない。それでも「ショートカウンターと縦の速さ。僕自身、やりやすいと勝手にイメージしてます」。ドイツで生まれ変わった原口が、左サイドに殴り込む。

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