ハリル監督、522戦見て代表厳選!ほぼ無休の仕事ぶりアピール

[ 2015年6月2日 05:30 ]

代表メンバー発表の際、Jリーグの視察状況など自らの活動状況を映し出したスクリーンを背にして話すハリルホジッチ監督

 日本協会は1日、親善試合イラク戦(11日、日産ス)、18年W杯アジア2次予選シンガポール戦(16日、埼玉)に向けた日本代表25選手を発表した。バヒド・ハリルホジッチ監督(63)は就任から約3カ月の自身の仕事ぶりをデータで振り返り、自画自賛するなど“ハリル節”を全開。千葉県内では欧州でプレーする8選手による合宿も始まった。

 注目のメンバー発表の直前、ハリルホジッチ監督が「リストを始める前に一つ情報を見せたい」と切り出した。大型スクリーンに映し出されたのは、就任後の3~5月にスタッフが視察した合計の試合数とミーティング回数。ほぼ無休で働き続けてきた自らの仕事ぶりを自画自賛した。

 「私が日本に着いてからJ1、J2を含めて116試合に行きました。ナビスコ杯28試合、ACL24試合、そして欧州リーグ3試合、これはライブで見たものです。さらに映像で349試合。きのう2試合見たので足しておいてください。つまりトータル522試合。オフィシャル会議は12回しました。2~4時間ですが、これ以外に毎日ブリーフィングもします。代表監督はこれだけ厳しい仕事をしているんです」

 まさにハリル節全開。その後も各選手に異例とも言える個別の寸評を加えながら25人の発表を終えると、話題は日本協会への要求に発展した。「日本代表の監督としてカレンダーにも言いたいことがある。日本代表がプロテクトされていない」。5月にはJクラブの協力を得て国内組による1泊2日の合宿を強行したが、それでも飽き足りず活動期間が短いことを嘆いた。さらに汚職事件に揺れるFIFAもバッサリ。「FIFAに知り合いもいるが、正直者ではない者もいる」と切り捨てた。

 言いたい放題の会見の中、本題のメンバー選考もシビアだった。過去2度の合宿で招集した藤春、昌子、今野らを外し、欧州組の乾も今季終盤に出場機会が減ったことで選外。同じく所属クラブで出番の少ない酒井高は選出したが「国内組のサイドバックで、高徳よりいいパフォーマンスの選手を見つけられていないだけ。あす高徳よりいい選手を見つけられればすぐ呼ぶ。日本代表は誰も保証されていない」と指摘した。W杯アジア2次予選のベンチ入りは23人。計4万6980分(ロスタイム含めず)を視察して厳選した25人を、さらにふるいにかける。

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