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田嶋FIFA理事が帰国「うみ出し切らないと」腐敗根絶求める

[ 2015年6月1日 09:52 ]

 汚職事件に揺れる国際サッカー連盟(FIFA)の理事に就任した日本サッカー協会の田嶋幸三副会長が1日、FIFA総会などを終えて帰国した羽田空港で「理事会は、FIFAがいま乱気流の中にいると認識している。ここで、うみを出し切らないといけない」と話し、腐敗根絶へ向けて透明性や公正な統治を求めていく考えを示した。

 会長選挙で5選を果たしたブラッター会長は、今回の事件の具体的な内容を「知らなかった」と話したという。田嶋氏は「監督責任はあるが、会長に直接的な嫌疑はかかっていない段階で辞任を求めるようなことは考えにくい」との認識を口にした。(共同)

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2015年6月1日のニュース