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FIFA汚職、無罪主張 贈賄の米代理店幹部

[ 2015年5月30日 08:20 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件で、連盟幹部に賄賂を渡した共謀罪などで起訴されたスポーツ関連代理店幹部の公判が29日、ニューヨークのブルックリン連邦地裁であり、幹部は無罪を主張した。

 米南部マイアミに拠点を置く「トラフィック・スポーツUSA」社のアーロン・ダビッドソン幹部で、米連邦地検が起訴した14人の中で最初の出廷になった。

 今後も順次、別の被告の公判が始まるが、スイス捜査当局が逮捕した7人については、米国への身柄引き渡しに全員が抵抗しており、時間がかかりそうだ。

 ダビッドソン幹部は北中米カリブ海サッカー連盟が主催する大会のスポンサー権などをめぐって便宜を受ける見返りに、連盟幹部に賄賂を渡す行為に関与したとされる。(共同)

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2015年5月30日のニュース