神戸“苦手”ホーム戦克服へ名将が闘魂注入！

　苦手のホーム戦前に名将が気合注入だ。前日２７日のナビスコ杯・清水戦で相手の若手メンバーに完敗した神戸は２８日、西区で調整して３０日のリーグ仙台戦（ノエスタ）に備えた。

　清水戦後には「Ｂチームを相手に恥ずかしい結果だ」とロッカールームで選手に怒り散らしたネルシーニョ監督はこの日、一転して普段通りの冷静さを取り戻すと練習前のミーティングで熱弁。「自分は逃げない」などと訴えて、選手の闘争心をあおった。今季はホームで公式戦を８戦し、ナビスコ杯の山形とリーグの甲府戦で挙げた２勝にとどまっている。指揮官のゲキで目覚めた神戸が、本拠地サポーターに今季３勝目を届ける。