川島よりデカイ!山根 自慢の長身生かして“天空カウンター”だ

[ 2015年5月27日 05:30 ]

丸亀合宿最終日も軽快な動きを見せる山根

 6月6日開幕のW杯カナダ大会に臨むなでしこジャパンは26日、香川・丸亀合宿を打ち上げた。身長1メートル87で世界屈指の大型GK山根恵里奈(24=千葉)はフル出場した24日のニュージーランド戦を踏まえ、自身の特長でもあるハイボールへの強さを速攻の起点としたい考えを明かした。練習後、なでしこジャパンは28日の親善試合イタリア戦に向け、長野に移動した。

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 その名も天空カウンター。これが決まれば、W杯本番でも大きな武器になる。丸亀の青空の下で約1時間半、GK練習を終えた山根は完封勝利に導いたニュージーランド戦の映像を分析したと明かした。特に注視したのは相手CKの場面。持ち前の高さを生かして、相手が頭で合わせる前にキャッチし、そのまま倒れ込んだ。そのシーンから新たなイメージが膨らんだという。

 「よく見るとあまり跳んでないし、倒れなくても捕れた。倒れずスムーズに捕れれば速い攻撃ができると思う」。敵のセットプレーをつぶすと同時にフィードに移れば、相手選手の多くが上がってきているだけに速攻は鋭さを増す。しかも山根は女子サッカーの世界では類を見ない1メートル87の長身。「自分がキャッチできるポイントで競れる選手はいない」と言う。天空カウンターが成功する可能性は高い。

 男子日本代表GKの川島(1メートル85)よりも高く、学生時代は男子にまじってのバレーボールも経験。跳躍しなくてもネットから指が出た。2メートル44のゴールバーも少し背伸びすれば手が届く。このバーの高さは、足元の芝の状態によって微妙に変化することがあるという。それも山根が測れば一目瞭然。GK陣に変化を助言することもある。

 天空カウンターの精度を高めるには「個のスキルを上げたい」と山根。課題のフィード、キャッチング技術を高めていく方針だ。中学時代の3年間で身長は21センチ伸びた。日本協会の目に留まり、将来のGK発掘を目指すスーパー少女プロジェクト1期生として英才教育を受けた。関係者が「恐らく世界一」と話す高さ。自陣ゴール前の制空権を握り、攻撃のスイッチを入れる。

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