岡山湯郷・種田監督が辞任　なでしこキャプテン宮間ら代表合宿中に

　なでしこリーグの岡山湯郷は２２日、１１年からチームを率いる種田佳織監督（４０）が今月３１日付けで退任すると発表した。成績不振により、種田監督から辞任の申し出があり、チーム側が受理した。当面の間は桜井庄吾コーチ（３５）が監督代行として指揮を執り、後任監督については決まり次第発表するとしている。

　来月の女子ワールドカップ（Ｗ杯）で連覇を目指すなでしこジャパンのキャプテン、ＭＦ宮間あや（３０）らが所属する岡山湯郷は、今季のなでしこリーグで２勝２分け５敗の勝ち点８でレギュラーシリーズ７位に低迷中。

　東京都出身の種田監督は０８年からトップチームのコーチとＵ―１５監督を務め、１１年からトップチーム監督に就任。１１年が４位、１２年が３位、１３年も３位。昨年はレギュラーシリーズで優勝したが、エキサイティングシリーズは４位に終わっていた。

　種田監督はチームを通じ「長い間多くの皆様からのご声援、ご支援ありがとうございました」とコメントしている。