ＦＩＦＡ“新理事”田嶋氏、Ｗ杯アジア出場枠４・５堅持へ意欲

　国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）理事に当選した日本サッカー協会の田嶋幸三副会長が２０日、今月末にスイスのチューリヒで行われるＦＩＦＡ理事会などへの出発を前に、あらためて２０１８年ワールドカップ（Ｗ杯）ロシア大会でのアジア出場枠４・５の堅持へ決意を口にした。

　大陸別出場枠は３０日の臨時理事会で決まる予定。１４年のＷ杯でアジア勢は未勝利に終わり、枠が減る可能性もあるが、田嶋副会長は「市場の潜在力や経済的な可能性の面から、アジアの主張をする」と話した。

　ＦＩＦＡ総会での会長選では、５選を目指す現職のブラッター会長を支持する方針を示した。