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松本FW塩沢、得意のヘッドで守り勝つ!離脱者続出でDF出場へ

[ 2015年5月20日 05:30 ]

センターバックで練習を続ける塩沢(右)。左は棗(なつめ)

ナビスコ杯予選リーグA組 松本―湘南

(5月20日 BMWス)
 20日にナビスコ杯予選Aグループ3位の湘南戦に臨む5位の松本は19日、松本市内で非公開練習を行い、神奈川県へ移動した。今節は主力組は帯同せず、また、DF陣が相次いで離脱しているため、センターバックでの練習を積んできたFW塩沢勝吾(32)がDFとして出場する可能性が高い。

 ヘディングの強さが武器の背番号10が、グラウンド外でも“頭”をフル稼働させている。10日の鳥栖戦ではFWとDFの一人二役でベンチ入り。普段とは違い、「ミーティングでは(攻撃、守備)どっちも吸収しないといけない」と、相手の特徴を2倍頭に叩き込む。プロ10年間のほとんどをFWとして過ごしており、「(理解し慣れている攻撃とは違い)守備は意識的に見ないといけない」と、労力は大きい。

 それでも「誰にでも与えられる機会ではない」と塩沢。「(二役は)前向きに捉えている。(センターバックに)選ばれたことも、ヘディングの強さを買われてのことだと思う」と、出場機会確保へピッチ外のハードワークを歓迎していた。

 同じ昇格組の湘南については「DFからパスをつないでくるチームではない。(空中戦での)はね返しで負けてはいけない」

 数々の得点を生んできた得意のヘディングで、敵の攻撃を寸断する。 

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2015年5月20日のニュース