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李忠成、古巣から技ありの口火1号!「相手のプラン崩せた」

[ 2015年5月17日 07:37 ]

<浦和・FC東京>前半、ゴールを決め喜ぶ浦和・李忠成。(左は武藤)
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J1第1S第12節 浦和4―1FC東京

(5月16日 埼玉)
 浦和の大量4発の口火を切ったのが、8戦ぶり先発出場のFW李忠成だ。前半5分、MF宇賀神のクロスに走り込む。相手GKより一瞬早く左足で触れ、絶妙にコースを変えた。「堅守のFC東京、あれで相手のゲームプランも崩れたと思う」。古巣からの今季1号に表情も緩む。ゴール後は代名詞の弓矢ポーズも披露した。

 前半42分、MF関根が決めた2点目では李のおとりとなる動きが生きた。起点は同じく宇賀神の左クロス。1点目と同じようにニアに走り相手DFを引きつけた。「前の3人がニアでつぶれる動きをしてくれた。感謝したい」と関根。ファーサイドで完全フリーとなった20歳の若武者は難なく右足で決めた。

 前節まで11試合8失点だったFC東京から4得点で首位攻防戦に完勝した。当面の目標の第1ステージ優勝に向け、李の復活という明るい材料まで加わった。「やっと李忠成としてサッカーができた。ケガしてから何かしっくりこなくて」。3月のACLブリスベン戦で負傷した右足も完治。開幕から無敗の赤い悪魔がますます加速しそうだ。

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