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30年までのW杯4強へ…幕張に代表専用基地設置へ

[ 2015年5月15日 05:30 ]

幕張の浜と千葉マリンスタジアム全景

 日本協会が、日本代表の専用トレーニング施設「JFAナショナルフットボールセンター(仮称)」を、千葉市の県立幕張海浜公園内に設置する方針を固めた。14日に都内で開催された理事会で承認された。地質調査などを経て最終決定する運びで、18年の竣工(しゅんこう)を目指す。複数の候補地が挙がる中、土地の広さやアクセス、周辺施設の環境などが決め手となった。

 総工費40億円規模のプロジェクトで少なくとも天然芝2面、人工芝1面のピッチ、フットサル、ビーチサッカーコートの整備をする方針。イングランドのセントジョージズ・パークやスペインのシウダ・デ・フットボールなど強豪国の代表専用施設を参考にする。

 また、日本協会は15~22年の中期計画を発表。30年までのW杯4強、サッカーファミリー800万人達成に向け、22年までのFIFAランクトップ10、サッカーファミリー640万人を掲げた。18年W杯ロシア大会16強、16年リオ五輪メダル獲得など、22年までの男女年代別の世界大会の目標も明記。大仁会長は「難しいことは分かっているが、高い目標に挑戦したい」と語りナショナルフットボールセンターの設立が目標達成の後押しとなる。

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2015年5月15日のニュース