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マインツ秒読みの武藤 右膝打撲…ミニゲームで接触、練習切り上げ

[ 2015年5月13日 07:03 ]

ミニゲーム中、武藤(右)は水本とぶつかり右膝を強打

日本代表候補国内合宿

(5月12日)
 FW武藤が合宿初日に思わぬアクシデントに見舞われた。6対6のミニゲームで水本と接触。右膝上を強打してそのままピッチを後にした。日本協会の広報担当は「筋肉の打撲」と説明。今後は経過を見て、病院で検査するかどうかも含めて対応を考える方針という。

 注目の去就は、最有力候補だったドイツのマインツとFC東京がクラブ間で大筋の合意に達したことが11日までに判明。「マインツ武藤」誕生は秒読み段階に入っており、6月11日の親善試合イラク戦、同16日のW杯アジア2次予選シンガポール戦は国内組の一員として迎える最後の代表戦となる。

 今回は6月にスタートするW杯アジア2次予選に向けた重要な合宿で、ハリルジャパンでの定位置獲りも狙う武藤にとっては大事なアピールの場となる。「コンセプトをしっかり理解してプレーできるようにしたい」と話していたが、打撲でいきなり出はなをくじかれた。自ら歩いてピッチを後にしただけに軽症と思われるが、右膝はもともと痛みを抱え、さらに腰の状態も万全でないだけに、今後の回復具合が気にかかる。

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