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浦和“鬼門”ユアスタで連勝ストップ 仙台と壮絶4―4ドロー

[ 2015年5月10日 17:52 ]

<仙台・浦和>仙台に引き分け、冴えない表情でピッチを後にする浦和イレブン

J1第1S第11節 浦和4―4仙台

(5月10日 ユアスタ)
 浦和は敵地で仙台と4―4で引き分け、リーグ戦の連勝は4でストップ。仙台がJ1に復帰した2010年以降2分け3敗と“鬼門”だったユアスタでまたも白星を挙げられなかったが、開幕からのリーグ戦不敗は10試合に伸ばしてクラブ記録を更新した。

 浦和は前半8分、リーグ戦5連敗中の仙台にカウンターから先制を許したが、前半終了間際にセットプレーから同点に。柏木の左CKのこぼれ球を拾ったMF阿部が右足でミドルシュートを放つと、ボールは相手DFに当たってコースが変わってゴールに吸い込まれた。

 後半は点の取り合いとなり、浦和は同10分に左CKから途中出場のFW興梠が勝ち越しヘッドを決めると、1分後には李のシュートのこぼれ球に反応した関根が右足で蹴り込んで3―1と突き放す。しかし仙台の粘りの前に15分から3連続失点して、4―3と再逆転を許した。それでも浦和は直後の36分、武藤の折り返しのクロスに走り込んだ興梠が右足で豪快に同点ゴールを叩き込んで4―4。終了間際にはGK西川が好セーブを披露し、シュート計33本が乱れ飛ぶ乱戦で勝ち点1を手にしたが、ペトロヴィッチ監督は「3―1でリードした展開から、4―3に逆転されるのはあってはならない」とさえない表情だった。

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2015年5月10日のニュース