ＡＣミラン　６試合ぶり勝利！本田２アシストで貢献

ローマのトッティと競り合うＡＣミランの本田（ＡＰ）

　ＡＣミランは９日、ホームでローマ戦と対戦し、２―１で勝って４月４日以来６試合ぶりの勝利をものにした。ＡＣミランのＭＦ本田は右ＦＷで３試合連続で先発出場し、２アシストの活躍で勝利に貢献した。

　本田は半１３分、エリア左からボレーシュートを放つなど、序盤から積極的な動きを見せていた。これはＧＫにセーブされたが前半４０分、右サイドをドリブルで駆け上がり、ゴール前へグラウンダーのクロス。これをＭＦヒンケルが詰めて押し込み先制点をマークした。本田にとって昨年９月２８日のチェゼーナ戦以来となる今季３アシスト目。

　さらに後半１４分にはショートコーナーから本田が右サイドからクロスを放ち、ＦＷデストロが頭で合わせ２点目をマークした。

　後半２８分にローマのトッティがバッジオの持つセリエＡ記録に並ぶ通算６８度目のＰＫを決めた。トッティの得点はこれで通算２４２ゴール目。

　試合終了間際には、インザーギ監督が退席処分となったが、２―１で逃げ切った。

　本田はこの試合のマン・オブ・ザ・マッチ（ＭＯＭ）に選出、また、観戦したガリアーニ副会長も、ＡＣミランの公式サイトで「本田はファンタスティックなプレーをした」と称えていた。