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浦和 ACL敗退が決定 背水の3人一挙交代も実らず逆転負け 

[ 2015年4月21日 21:30 ]

<浦和・水原>後半、同点ゴールを許し悔しがるGK・西川ら浦和DF陣

ACL1次リーグG組 浦和1―2水原

(4月21日 埼玉)
 1次リーグ第5戦が21日行われ、G組最下位の浦和はホームで水原(韓国)に1―2で逆転負け。1次リーグ敗退が決まった。後半開始に前代未聞の3人替えを行ったが、勝利には結びつかなかった。

 決死の采配も実らなかった。決勝トーナメント進出へ勝利が絶対条件の一戦。18日の横浜戦から中2日でスタメン8人を入れ替えて臨んだが、前半は水原にペースを握られ押され気味の展開に。GK西川の好守で失点は許さなかったが、得点の形がなかなかつくれなかった。

 0―0で前半終了。引き分けも許されない試合でペトロヴィッチ監督がハーフタイムに動いた。後半開始と同時にFWズラタン、MF阿部、MF梅崎の一挙3人替え。アクシデントで負傷者が出ても交代ができない背水の勝負策に打って出た。

 後半から入ったズラタンが1トップ、FW李忠成とMF高木が2シャドーの布陣で攻撃が活性化。そして後半24分、ペナルティーエリア少し手前の左サイド寄りの位置から高木がクロス。ズラタンが頭で合わせ待望の先制点を決めた。

 しかし、3分後の後半29分、途中出場のMFコ・チャウォンにゴールを決められ同点に追いつかれた。

 同点を許した後も勝利を目指して猛攻を仕掛けたが、水原の守備陣にゴールを阻まれる。逆に後半43分には途中出場のFWカイオにゴールを許し、勝ち越された。

 浦和はACLで1勝もすることなく1次リーグ敗退が決まった。

 ▼浦和・ペトロビッチ監督 非常に残念な結果に終わったが、負けは負けとして受け入れないといけない。サッカーは非常に厳しく、難しいものだ。

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